お鈴のとりあえず毎日

マレーシア人の嫁とホーチミンで暮らすお話。

第21話 花の終わり方

最近急激に成長してきている息子2歳のちんこを軽く叩いて、「おはよう」と2日間くらいしたら、完璧にコピーして、毎朝息子が俺の息子にあいさつをくれるようになった。俺から見ればどちらも息子であり、息子から見れば兄弟みたいなものなので意気投合するのは当然だ。

そんな息子も今月から幼稚園にお世話になっている。幼稚園に行けば楽しく遊んでいるようだが、そこに連れて行くまでに毎朝暴れ散らしている。お母さんと離れることを、この世の終わり くらいに捉えているのだろう。
幼稚園の先生は日本の方だし、友達との会話も当然日本語を使うので、これからの言語の成長は楽しみでもある。ぜひ息子には日本語の懐の深さを感じてもらいたい。例えば花の終わり方も、桜は散る、梅はこぼれる、菊は舞う、牡丹は崩れる、椿は落ちる など様々な表現があるし、“木漏れ日”という言葉は英語では存在しないと聞いた。木々から溢れる光に名前をつけた先人には感謝しかない。
いつもと違い、まじめな話をリリースしているついでに、もう一つまじめなお話を。
毎朝ニュースなどを見ていると、事務次官の方のセクハラ発言で、言った言わないでごちゃごちゃっとしている。このセクハラはなかなかにトリッキーな存在で、受け取った相手が不快かどうかにかかっている。上記で触れた「おはようちんこ」も読む人によっては不快になってしまう。今回のケースでは起こった出来事は1つでも、解釈は2つあるという事だ。ちなみに、ちんちんは1つだがタマタマは2つである。ありがとう、感謝しかない。

 


Oh! You smell nice. What perfume are you wearing? Peyong?
「あら いい香り。香水なに使ってるの?ペヤング?」