お鈴のとりあえず毎日

マレーシア人の嫁とホーチミンで暮らすお話。

第18話 ぬくもり溢れるクオリティ

ホーチミンにいると正月を感じる事が難しく、2018年も例年どうりのっぺりとスタートした。そんな新年早々に突然 右耳がお釈迦になりマジ卍である。奥の方に水がたまっている感覚で、音も聞こえにくい状況が三日ほど続いている事をSiriに説明すると、近くの耳鼻科を教えてくれた。優しさの塊である。

 

先日、家族でランチを食べに行こうと準備していると息子が電池切れで家の床で眠ってしまった。30分くらいで起きると思っていたので、「待ってるよ」と妻に伝えたものの、待てど暮らせど息子が起きなかったので、「もう先に1人で行く」と伝えると、怒った表情で「もういいよ!」と、まったく良くなさそうな返事がきた。女性の言う「もういいよ」が本当に「もうよかった」ケースは世界中で一例も発見されていない。この「もういいよ」鬼ごっこでつかう「もーいーよー」と同じ意味になるので、「私を探して」となり、今回ケース言うと「私の気持ちをわかってよ」に転じている。日本語の奥ゆかしさと懐の深さがたまらなく好きだが、今回はシカトを決め込みランチに一人で出かけた。帰ると妻の顔は赤く鬼色づきビッグバンテラおこサンシャインヴィーナスバベルキレキレマスターになっていた。世界中でまだ発見されていない事に挑戦するのはやはり、なしよりのなしである。今年は妻にヌクモリティーを持って接しようと思う。それではフロリダ。

 

食は広州にあり!